サミズダート

素朴な一市民「異邦人」の政治経済雑感。兼備忘録ときどき日記。

果たされぬ説明責任。加計孝太郎理事長の証人喚問は不可避。

去る6月19日、大阪北部地震の翌日かつワールドカップの当日という、メディアや世間の目がそちらに向いているタイミングを狙い、わずか2時間前に突如として会見の実施を通告し、更に地元岡山のメディア以外は全てシャットアウトするという卑劣な手段を総…

「全員野球」で不正に全力投球?究極の「ならず者内閣」爆誕。

昨日、第4次安倍改造内閣の閣僚名簿が発表されました。案の定その中身は酷い有様でしたが、そもそも国家的不祥事であるモリカケ問題の「膿」の大元で、違憲立法を濫発するなど憲法違反を繰り返し、言論の府である国会審議を数の暴力で支配し、文書やデータ…

玉城デニー候補の勝利から学ぶ政治の在り方。

文字通り命を賭して辺野古新基地建設への反対を貫いた翁長知事の死去に伴う沖縄県知事選の投開票日である本日、その遺志を継いで立候補した玉城デニー候補が記念すべき勝利をおさめました。 今思い返せば、今回の沖縄県知事選ほど辛く苦しい戦いは無かったと…

憲法97条の削除は「民主主義に対する宣戦布告」に他ならない。

ここ最近は政治の話題が続きましたが、今日は久々に憲法に関する記事です。その中でも、日本国憲法第10章「最高法規」の最初の条文である97条について触れていきます。 突然ですが、皆さんは、憲法の「最高法規性」をどのように理解していますか? 恐ら…

近財職員自死と「改竄」の因果関係が証明された今、麻生大臣の辞任は不可避だ。

昨年2月8日の豊中市議の告発によって「森友学園」問題が発覚して1年半以上。問題の核心である8億円以上にも及ぶ土地不正値引きの真相は、実際には存在していた記録を「ない」と言い張ったり、またゼロ回答に見せかけて最終的には森友学園への優遇措置を…

何処が「謙虚で丁寧」なのか?膿まみれの「内閣改造」案。

「三悪党」揃い踏み(ANNnewsCHより) こんばんは、異邦人です。 当ブログを始めてから2週間が経ち、最初の頃は1日1本記事を書くなどと息巻いていた自分を自嘲気味に顧みていましたが、それでも読者の皆様がいらっしゃるお陰で既に20000PVを突破しております。…

改憲CMの自主規制はメディアの責務。

自民党総裁選が安倍首相の三選に終わり、いよいよ「改憲」の足音が現実のものとなってきました。当ブログではこれまでも、自民党の改憲思惑が如何に主権者たる我々市民にとっての脅威であるかを説いてきましたが、発信力の面では残念ながら巨人にアリが立ち…